サナダムシで脳腫瘍手術⁉画像を紹介!原因は?症状は?寄生虫の怖さ

《脳腫瘍と思って頭を開けたらサナダムシだった!》

トレンドに「サナダムシ」という単語があったのでなぜ?とググってみたら、なんとも「ぎゃあ」なニュースが目に飛び込んできてちょっと動揺しております(;’∀’)

私、サナダムシが腸に寄生するのは知ってましたが、腸を越えて脳で。。。。というのは恥ずかしながら初めて知りまして。。。。精神的ダメージ結構あります(←画像見ちゃった)

これ、ならない為にはどうしたらいいんでしょうか?(必死)

そこで、今回は『サナダムシで脳腫瘍手術⁉画像を紹介!原因は?症状は?寄生虫の怖さ』と題しまして、サナダムシについて記事にしていきたいと思います。

脳腫瘍と間違え手術したらサナダムシだった

<死んだ親族に電話をかけたり悪夢を見るなど異常な行動に悩まされるようになった原因は、脳に産み付けられた1個のサナダムシの卵だった>

脳腫瘍の疑いで手術を受けた女性の脳で見つかったのは、脳腫瘍ではなくサナダムシの卵だった──。

ニューヨーク州ミドルタウンに住むレイチェル・パルマ(42)さんは、2018年の前半ごろから奇妙な症状に悩まされていた。突然言葉が出なくなったり、既に他界した親族に電話をかけようとしたり、「恐ろしい悪夢」や幻覚、不眠にも悩まされるようになった、と彼女はNBCに語った。右手で何かを掴もうとしても落としてしまうという。

何度か救急外来を受診した後にMRI検査を受けたところ、パルマさんの左大脳半球にビー玉ぐらいの大きさの病巣が見つかった。「がん」の疑いがあると言われ、病巣を除去する手術をしたが、見つかったのは柔らかい腫瘍ではなく硬くて丸い塊(ウズラの卵状)だった

医師たちが硬い殻を切り開くと、中にはサナダムシの幼虫が入っていた。「(脳から)寄生虫が見つかるのはとても珍しいケースだ。本当に驚いた」

Newsweek日本版参照

徐々に自分の異常行動が進んでいくことも、脳腫瘍だと診断されたことも、きっとすごく不安だったであろうパルマさんにとっては、「取り除けば完治」であるサナダムシの卵が原因だったことは、これ以上ない朗報だったことでしょう!

ただちょっと、内容が衝撃的だっただけで(;’∀’)。。。。。(←いまだに画像のショックから立ち直れない)

サナダムシでよかった・・・けど・・・怖い・・・・・

サナダムシとは?症状が知りたい

ここで何度も出てくる「サナダムシ」って一体なんなのでしょうか?少しご紹介をしたいと思います。。。

【サナダムシ】

サナダムシとは、寄生虫の仲間。

魚を食べて感染するものと、豚肉や牛肉を食べて感染するものの2グループに大きく分けられる。いずれもテープ状の長い虫で、見た目は似ている。

サナダムシが寄生する肉や魚を食べて感染すると、2〜3週間後に肛門からきしめん状の成虫が垂れ下がってきて、初めて感染に気付くことになる。成虫の体長は時に10mを超えるという。

 日本のサナダムシ(魚に寄生するもののみ)の感染は、年間300~500件ほどで、決して少なくない患者数だが、症状が軽いため無視されやすい上に、症状の発現が遅く原因食品を特定するのが難しく、なかなか表に出てこないのが現状。

サナダムシ感染症の主な症状は、軽い腹痛や軽い下痢など。肛門から虫が出てくるので、精神的なダメージの方が大きいかもしれない。
ヨミドクター参照

2〜3週間後に肛門からきしめん状の成虫が垂れ下がってきて、初めて感染に気付く。。。。というのがもう、患者さんご本人にとっての最大のダメージだとは思うのですが、寄生虫なので基本的に「駆除したら治ります!」ってのが幸いです。

サナダムシが消化管内に居座る状況では、症状を全く自覚しないことも多いようです。吐き気や下痢、腹痛などの消化器症状を生じることがありますが、すぐには重篤な健康被害が生じることはありません。

サナダムシの一部が肛門から排泄されると、肛門周囲に不快な症状を感じることがあります。食物として摂取された栄養がサナダムシに搾取され、体重減少を生じることもあります。 そのため「サナダムシダイエット」なるものも生まれました。(体内にサナダムシを飼って、自身は太らないようにするとか)

ただ、幼虫が血液の流れに乗って、消化管以外の部分にも広がり、けいれんなどの重篤な症状を引き起こす「有鉤嚢虫症」を誘発することがあり、それは気を付けなければなりません。

有鉤条虫は「豚」に寄生することから、「不衛生な状況で放し飼いの豚と緊密に生活する環境」では、てんかんの発症原因の30%を占めるとも報告されています。こうした影響は特に低所得の発展途上国においてみられ、深刻な健康被害をもたらしています。

脳にひろがってしまうと、けいれんや意識障害、視力障害や四肢麻痺を引き起こす可能性があります。また血液中に寄生虫が存在することになるため、アレルギー反応を示すこともあります。中には筋肉や皮膚にも嚢虫が広がることがあり、細菌感染を併発することもあります。

サナダムシは「怖くない」けど「怖い」寄生虫。やはりきちんと治療しないといけません。

サナダムシの原因食材

魚や肉に「幼虫」の状態で寄生して人体の口に入り、人体内で成長して「成虫」となって肛門から垂れ下がって発見されるサナダムシ。サナダムシは一体どんな食材に寄生していることが多いのでしょうか?

基本的にサナダムシに感染するのは、生や半生(加熱不十分)で食べた場合で、魚も肉も、よく焼いて食べれば問題ありません!

魚に寄生するサナダムシの中でも国内で圧倒的に多いのは、サケ(トキシラズ、サクラマスなど)に寄生する日本海裂頭条虫という種類。サケの筋肉に存在するサナダムシの幼虫は肉眼でも確認できるが、知らずに食べてしまうことが多いようです。

肉から感染するタイプもありますが、日本では「牛肉」「豚肉」に寄生するタイプは輸入肉でありそもそも肉は過熱して食べること、「豚レバー」に寄生するタイプもあるがあまり豚レバーを食する習慣があまりないことから、日本ではやはり魚由来が多いのではと思います。(肉でも過熱が不十分だったら可能性上がりますので気を付けて!)

日本では「刺身」「寿司」という形で生の魚を食する習慣があるため、どうしてもサナダムシ感染の可能性は上がってしまいますが、よく噛んで食べることで感染リスクを減らせます。

サナダムシの脳への寄生の画像

今回記事を書く際に参考に、と、サナダムシの画像を調べたのですが、あまりにとんでもない画像を発見してしばらく精神的に落ちてしまいましたので(;´・ω・)、それはやめといて、別の画像を紹介しておきます。

サナダムシ画像

サナダムシが脳内に

。。。。。。あかん、これが限界です。。。。。

「なんだよこんな画像生ぬるいんだよ!!」と思われた方、ほんとうにすみません。。。。。

どうぞ《サナダムシ 画像》《サナダムシ 脳》などでググって、めくるめく寄生虫の世界をご覧くださいませ。。。。。

私は無理だった。。。。お寿司大好きなのに。。。。。。(´;ω;`)ウッ…

まとめ

今回「サナダムシが脳に」という衝撃からいろいろ調べたのですが、世界的に見てみたら、必ずしも「脳にサナダムシがたどり着く」ケースは皆無というわけではなさそうでした(数例発見した)。

ただし、レアケースではあると思います。

サナダムシが体内に入ったからと言って、すぐにとんでもないことに!というわけではありませんので、しかるべき治療を受けて健康体を取り戻してくださいね。