子連れの外出がほんと疲れる件について。

我が家には、現在4歳の男子がいます。この4月から年中組にあがる男の子です。

今でこそ聞き分けがよくなってきて(といっても、何度注意しても右から左なこと多々)、一緒に買い物に行っても、少しは買いたいものが買えるようになりましたが(やっとそのレベル)、乳児の頃の外出のしんどさと言ったらもう、とんでもないものでした。今回は、そのお話をしたいと思います。

(もし、いま現在、子連れ外出について悩まれている方がおられましたら、
子連れ外出が怖い…には理由がある!ママが子供とお出かけしたくないワケ
こちらのサイトをご覧になられるといいかもです。私はこれを読んで、「わかるわかる!!!」となりました。)

一般的に、子連れ外出がつらい理由としてあげられるのは、

・荷物の多さ(備えすぎて小旅行レベル)
・周りへの配慮(つねにビクビク)
・移動の大変さ
・言い聞かせがなかなか通じない(イライラ)
・自分の目的が半分も果たせない
・買い物中に寝てくれると、買い物はできるが夜寝ない

などなど、これらは子育て中のほぼ全ての皆さんが経験されている事だと思うのですが、我が家の場合はこれに加えて

奇声(きしり)がとんでもなくでかい

というのがありました。。。。。(泣)子供、特に話し始める前の乳児の奇声なんて、よくあることだと思われてしまうかもしれないのですが、うちの息子の奇声のでかさは、半端じゃありませんでした。。。

思えば生まれたときから、泣き声がでかかった我が子。母子同室で周りに申し訳なくなるほどの声量で泣き、少しでも私が離れると看護師が飛んでくるほどの泣き声を響かせる。赤ちゃんたちがみな集められて、ナースステーション横で沐浴されているときも、泣き声レベルがちがいすぎて「いまうちの子の順番らしい」とすぐわかりました。

その肺活量?をつかって、全身で奇声をあげるものですから、イオンなど行こうものなら、その場のお客様みなビクッとした顔でこちらを振り返ります。結局、買い物も無理、もちろん外食なんてもってのほかで、だんだん散歩すらびくびくするようになり、気づけば立派な『ひきこもり母子』ができあがってました。

でも、そのとき、なにが一番つらかったかというと、思い通りに自由に外出できない事ももちろんですが、
『子供を連れて、外出しましょう』
『子供にいろんな世界をみせてあげましょう』
”外出を勧める”育児サイトや育児本、そして、外出させなければならないという私自身の思い込みでした。

〜息子を連れて外に行かなくちゃ!でも行けない、これって息子に悪影響?私が連れて行けない、行きたくないのはわがまま?私はだめな母親????〜

と、どんどんどんどん追いつめられていきました。いやほんと、つらかった。
でもですね。いま、4歳(もうすぐ5歳)になったから思うんですけど。

”外出、しんどいんやったら、そこまで必死でしなくても、いいんちゃいますかね?”

確かに、外出で得られる経験っていっぱいあると思います。家の中で得られる刺激に比べたら、外出できるのなら、やらないよりはやるにこした事はない、んだと思う。

でも。。。
ぶっちゃけ、無理なもんは無理!って諦めるのも大切だと思います。

無理を押して、やらなきゃやらなきゃ!と自分で自分を追いつめて、そして、必死で外出したけどストレスだけがたまって結果、子供にあたるという悪循環に陥るくらいなら(いつかの自分)、

「いまは外出無理な時期!いつか外にも行けるようになるさ〜」と開き直って、ネット通販やコープなどを最大限活用して、引きこもるのも一つの手だと思います。

外出して周りをみると、おとなしくレジを待てる子や、奇声をあげることなく外食を穏やかに楽しむ家族がどうしても目に入ってつらかったです。でも「うちの子はそういうのは無理なタイプ」と開き直れたとき、やっと前向きに引きこもる事ができました(??)。

ちなみに、あれほど『外出しない事の悪影響』を恐れていた息子は、いま普通に、外出大好き、いろんな新しい事を自分から見つけてくる、めちゃくちゃよくしゃべる元気いっぱいな男子に育ちました(f^^)。

もしいま、育児界にはびこる
『子供のために○○しましょう』
『○歳になったら○○してあげましょう』
などなど、よかれと思って押し付けられるたくさんの理想論的おせっかいに苦しんでおられる方がいらっしゃるなら

「まあ、やれたらいいな☆くらいでいいと思いますよ(^^)」と。

特に初めてのお子さんで、わからない事だらけで経験が少なく、外からの情報が全てな時期をがんばるママさんに、そうエールを送りたいと思います。

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