今日のtwitterでワイワイしている話題に「ひよこボタン」なるものがありました。一見、名前だけ見ると「なんかピヨピヨいうのかな?けど何のために?」ってな疑問がわいたのですが(あながち間違ってはないですが)、よく調べてみると、
ひよこボタン=(他人の)子育て応援アプリなんですね♪
初めて知りました!そして、そのアプリの成り立ち?と目的を知り、これはいい!と激しく同意。今回はこの「ひよこボタン」について、ぜひとも紹介したいと思います!
V6いのっち発案のひよこボタンの意味とは?
ひよこボタン、実は、V6のいのっち(井ノ原快彦さん)が発案したアイデアがきっかけで生まれた、子育て応援アプリなのです。それも2年以上前に(!)。
当時いのっちがMCをしていたNHKの『あさイチ』で、子育てママが抱えるいろんなお悩み相談のコーナーがありました。交通機関や外出先で子供が泣くのに肩身がせまい、という話題に対しいのっちが提案したのが「ひよこボタン」でした(そういえばリアタイで見てた!)。
イノッチ:「飛行機とか電車とかに、ひよこボタンというものを設けておくんですよ。
子供が泣いたら、(周りのみんなが一斉に)この(ひよこボタン)を押すんですよ」
「ピヨピヨ、ピヨピヨって(笑)」
一同(それいいね~!)
イノッチ: これは(周りからの)合図。どんどん泣きなさい。子どもは泣くのが仕事ですよって
~2016年10月19日のあさイチより~
“子どもが泣いたときにみんなでそのボタンを押せば、『大丈夫だよ』『どんどん泣きなさい』という意思を伝えることができる”ボタン、それが『ひよこボタン』だそうです。
いのっち曰く、「(泣いてる子の)お母さんを見ちゃうと、(逆に)睨んでると思われちゃうかもしれないし、でも、気持ちとしては皆『大丈夫だよ、大丈夫だよ』と思ってる。だけど直接そうは言えないから、ひよこボタンを押してお母さんに安心してもらいたい」といった趣旨のものだそうです。
当時息子が3歳で、外出でいろいろへとへとになる経験が多くてだいぶつらかった私は、いのっちのこのアイデアを聞いて純粋に感動したのを思い出しました。そして「自分が思っている(恐れている)よりも、周りの人のなかには「泣いても大丈夫だからね」と思ってくれてた人がいたのかもしれない」と少しだけ肩の荷がおりたのを思い出しました
当時はすごく周囲に申し訳なくて、息子が少しぐずるだけでも神経とがらせて必死で対応していたのを思い出します。そして、もう息子がぐずらない年になってきた今、逆に電車でぐずってるお子さんに奮闘しているママさんに「だいじょうぶ!うちもすごかったから、安心して!」って言ってあげたい時が多々あります。
でも、いのっちの言う通り「見ることで逆ににらんでると思われちゃう?」と泣く赤ちゃんを極力見ないようにしたり、「大丈夫ですよ、気にしないで」のひとことがかけれなかったり(それは自分のシャイさと、大変そうなママに今このタイミングで声かけるのは悪いかもっていう遠慮からなのですが)、いろんな要因からママに声がかけられなくて、こちらの「大丈夫だからね」の気持ちがそのママにぜんぜんつたわらないんですよね(ぎゃふん)。
そういう気持ちをボタンひとつでアピールすることができる「ひよこボタン」、これはかなり素敵なアイデアだとおもいますよ、いのっちさん。さすが、育児経験のあるいのっちさんならではの意見だなーと思います。
話題となったtwitterは?
今回、2年以上も前のアプリがトレンド入りするレベルで皆の関心をひくきっかけとなったツイートがこちら↓
通勤中まぁまぁ混雑してる電車で
赤ちゃん泣き止まない人がいて
あっ!と思ったからひよこボタン鳴らしたら隣にいた紳士的おじさんにおにいさんさっきからぴよぴようるさいですぞって軽くお叱りを受けた時、周囲が笑ってくれた
俺が注意を引けたなら本望だ。#小田急線 pic.twitter.com/m1bZkaTrLq
— ガトハミΩ変態さん (@ralph_1101) 2019年1月29日
最後の一文がとくにいい!つぶやかれた方の人柄が分かります。
ひよこボタンをリアルでポチする勇気をもたれた、それがすごい!私だったら悩むだけで、結局ポチできないかも。。。
っていうか、そーなんですよね。たとえ、ひよこボタンが素敵な信念のもと作られたものだとしても、その「ぴよぴよ」の意味を知らなければ、周囲の人にとっては「ぴよぴようるさい!」な対象になってしまうんですよね。。。。
だから余計に、今回は記事にして「みんなひよこボタンを知って~!車内のどこかからピヨピヨ聞こえたら、それは頑張るママを応援するピヨピヨだから!」と微力ながら周知させたいなぁと思うのです。
あと、このアプリのすごいところが《自分や家族じゃない、他人である誰かのためのアプリ》だってことだと思います!知り合いとかじゃない全くの他人である「頑張るママさん」への心配りのアプリ、改めて「いいね」10回くらい押したい。
子育てママを気遣うひよこボタンのアプリ紹介と使い方
実際のアプリは
AppleもGoogle Playも、どちらも無料です!
使い方はいたってシンプル。「いまだ!」ってなタイミングの時にスマホの画面に現れてるボタンをぽちっとするだけ!でもその「ぽち」の勇気がその場ででるかが心配(泣)。
電車にのると、子供ちゃんが泣いてぐずって大変なママが!→さっとスマートにスマートフォンを取り出して(ダジャレるつもりはなかった)→アプリ立ち上げ→ぽち「ピヨピヨ」→ママさんこちらを見る→にっこり笑って「大丈夫です」と念を飛ばす(なんならスマホの画面見せながら)
どうでしょう(笑)?イメトレだけならバッチリなのですが。
ひよこボタンの音は周囲に迷惑なのか?
さて、ここでひとつ気になることが。ツイート内でも「紳士的おじさん」が言ってたそうですが、はたしてピヨピヨの音はどんな音なのか!?
もうこれは実際に聞いてもらうのが一番かと☆
どうでしょうか?気にならない音でしたでしょうか?私的には全然OKだったので、いまからダウンロードしようかなと思ってます♪布教布教(←え?)
まとめ
子育て中、とくに子供がまだ我慢のきかない年ごろのときはもう、周りに気を張ってめちゃくちゃ過敏になってました。。。なんとか周囲に迷惑かけないようにと必死でした。でもつらかった(いやまだ5歳なので、毎日へとへと☆ですが)。
ひよこボタンがもっと普及して、日々肩身の狭いお母さんがすこしでも息のしやすい世の中になってくれたらなぁと願ってやみません。
※関連記事:⇒子連れの外出がほんと疲れる件について。