今回の6話は原作漫画ファン内でも非常に人気のある二人「カニすべからく」の話。私の大好きな、大好きなお話です。
お笑いコンビ「カニすべからく」のうちの1人を、ジャニーズWESTの重岡大毅くんが演じるということで、放送前からかなりの話題になっていました!私もめっちゃ楽しみにしてました!
”ネタを作る才能はないものの万人に愛される男・高関一文”を演じる重岡大毅くんと、”「カニすべ」のお笑い頭脳担当で遺伝性の病に倒れるも最期まで芸人として生きた男・佐尾高茲”を演じる中島歩さん。
いま観たばかりなのですが、6話の冒頭、重岡大毅くんがひとりきりで舞台に立つ姿にいきなり泣きそうになりました。。。。それくらい、重岡大毅くんからいろんないろんな感情が溢れ出てて、すごかった。
どのシーンも、どのカットも、どの瞬間も。
重岡大毅くん、中島歩さんを初め、スタッフの皆さんがとてもとても、とても大切に撮ってくれた6話だということが、観ていてすごく伝わりました。ほんとうに、今までの話の中で、一番引き込まれました。
今回は『死役所6話動画見逃しをフル視聴する方法!重岡大毅の演技がスゴイ!カニすべ中島歩の表情に涙…』と題しまして、私の大好きな【死役所】の6話について記事にしていきたいと思います。
ドラマ【死役所】6話のキャスト
■主演
■役所のレギュラーメンバー
■6話ゲスト
・中島歩…佐尾高茲
ドラマ【死役所】6話あらすじ
病院着姿の佐尾高茲(中島歩)が病死課にやってくる。病死申請書に書かれた職業は「芸人」。生前、佐尾は高関一文(重岡大毅)と「カニすべからく」というコンビを組んでいた。
なかなか芽が出なかった「カニすべ」に、結成10年でようやくチャンスが訪れる。賞レース「デッドオアコント」の決勝戦出場が決まり、テレビでネタを披露することになったのだ。「チャンスを掴んで絶対売れよう!」と高関は息を巻くが、佐尾の表情はどこか浮かない。しかも帰り間際、佐尾が突然倒れこんでしまう。高関が掴んだ佐尾の腕は、あまりに細くなっていて…。
「デドコン」決勝戦当日。抽選の結果、「カニすべ」がトリを飾ることに。ところがいくら待っても佐尾がスタジオに現れず、高関は何かあったのではと焦り出す。ドラマ【死役所】公式ページより
ドラマ【死役所】6話:重岡大毅の演技がすごく自然で泣ける
まず冒頭部の「これから一人で舞台に立っていくことになる現実」を静かに実感している背中がとても素晴らしかった。
まだ彼は泣いていないのに、彼の少しの表情の動かし方、目線のやり方、醸し出す空気に、”気合”と”悲しみ”が満ち溢れていて、まだ6話が始まったばかりだったというのにすでにこちらが先に泣いてしまいました。
重岡大毅くんがこんなに、観ている人に響く演技をされる俳優さん(って言ってもいいですよね)だとは、いままで知りませんでした。
彼は、とても自然に「喜怒哀楽」を表現し、笑うときは思いっきり笑い、怒るときは全力で怒り、泣くときも、たとえ観客の前であっても隠すことなく心から泣いていました。それは本当にそこに《皆に愛される高関という男》がいると思わせる力を持っていました。
心から佐尾とのコントを楽しみ、佐尾との日々を大切にしている描写を自然に観せてくれたからこそ、余計に佐尾と離れ1人になった高関の哀しみを、こちらもより強く感じることができたし、ふたりの絆を想って泣けました。
佐尾がぎりぎりで車椅子に乗って現れたときの、仲間たちへ「3人ともだいすき~!」と言いながら去っていくところや、佐尾に病気のことをなぜ教えてくれなかったのか!と詰め寄りつつも許し、彼の余命を受け入れ最期まで一緒にいようとする姿に、高関の「人に愛される才能」を改めて実感しました。
そして、その高関を重岡大毅くんが全力で演じてくれたことに、原作ファンとしてお礼を言いたいと思います。
ドラマ【死役所】6話:中島歩の静に秘めた演技がスゴイ
この6話では、重岡大毅くんの”愛される力”に心奪われると同時に、最期まで芸人として生きた佐尾高茲を演じた中島歩さんの「静」の演技に魅せられました。
高関が「陽・動」なら佐尾は「凪・静」という感じで、対照的なふたり。
「静」の佐尾の、少しずつ体力が落ちていく様だったり、目に力がなくなっていく感じ、表情から生気が抜けていく様子が、観ているこちら側に「彼の死」が確実に近づいていることを思い知らせてきて、苦しくて苦しくて。。。。。
夜の歩道橋で”何も知らない高関”の背中を少しの間見送るときの表情が「あぁ、すごい佐尾だなぁ」って。。。。原作読者の私は、すごく震えました。ほんとに佐尾だって。
佐尾という人は自分の運命にあらがわないんですよね。諦めてるとかではなく「自分の人生はこういうものなんだ」と受容している。小さいころから生命に危険があるかもしれない遺伝性の病気の可能性を示唆されて、それを受け入れて生きてきた「凪(なぎ)」の人生に、突如現れた「陽・動」の高関という存在。
高関にとって佐尾がとてもとても大切で大好きな友達・相方であったのと同様、佐尾にとっても高関の存在はとても大きなものだったと思います。
それはきっと、佐尾が「悔いを残さず生き切って、成仏の扉を戸惑うことなく押し開くことができた」ことが証明していると思います。佐尾は多くを語りませんが、シ村に「悔い」という単語を言われたときに「悔い?そんなものはありません」という視線を一瞬投げかける、それがすべてだと思いました。
「静」だけど「諦」ではない、ちゃんと大切に人生を全うした佐尾という男を、中島歩さんが丁寧に表現してくれたこと、原作ファンとしてはとても嬉しかったです。
ドラマ【死役所】6話:自分の最期を考える
佐尾が成仏の扉をくぐるとき、どんなことを想い起こしながら一歩前に進んだのかは分かりませんが、なんとなく「とてもすがすがしい、澄んだ瞳」で前をまっすぐ見て向こう側へ旅立ったんだろうな、という気がしています。
いままでの1話から5話までの死者(5話はハヤシの回なので死者はハヤシが殺めた人たちになるのでしょうか)はみな、なにかしら悲しみや後悔、涙が伴う最期でしたが、今回の佐尾の最期は、もちろん寂しくてつらいけど、どこかしら暖かかった。
もちろん佐尾に思い残すことが全くなかったとは思いませんが、それでも彼にとって、良い人生だったと思える人生の幕のひき方だったのだと思います。
現世に残された高関も、もちろん寂しさを抱えていますが、けれど告知を受けてからは、ちゃんと送り出す覚悟を持ったうえで、佐尾の最期の時間を共に過ごして別れることができたはずです。
同じ”人の最期”でも、こんなに差があるんだなと。いままでのエピソードと比べて、視聴後感の違いが凄いです。
自分の最期がどのようになるのか、いまはわかりませんが、少しでも悔いの残らないように、残される人が少しでも早くまた「幸せ」に戻れるように幕を引くことができたらいいなぁと、死役所をみながら考えているところです。
ドラマ【死役所】が視聴できるのは Paravi(パラビ)
では最後にドラマ【死役所】を見逃した方や、もう一度観たい方に、視聴の方法をご紹介します(^^)。
ただいま動画配信サービス『Paravi』と『ひかりTV』でドラマ【死役所】の動画が配信されています。
しかしながら『ひかりTV』はTVチューナーを取り付けたりとちょっとハードルが高い‥‥(;´・ω・)
また、いまのところ、ドラマ【死役所】の再放送や、数話をまとめて振り返る《特番》のようなものがあるか等の情報は公式から出ていません。。
ですので、ドラマ【死役所】を見逃し視聴しようとすると、Paravi(パラビ)に登録することになります。(ちなみにTVerなどの無料の見逃し配信サイトでは、放送後1週間しか動画配信されないため、期限をすぎたエピソードは視聴することができません)
‥‥ただ、動画配信サイト登録するのって正直値段高そうだし、ハードルも高いなぁと悩まれてる方もいると思います(私も最初そうだった(^^ゞ)でもいざ入ってみたら、めっちゃお得だし、なにより見放題動画作品をいろいろサーチするのが楽しくて(*´σー`)エヘヘ
そこで、今回は私のオススメ「Paravi(パラビ)」について、軽くご紹介してみます!ぜひ、入会の判断に参考にしていただけたらと思います♪
paravi
■パラビ(Paravi)とは?■
Paraviで【死役所】を視聴するためにはまず、Paravi公式ホームページから申し込みとなります。
月額は税込みで1,017円。ですが、Paraviには「2週間無料お試し期間」があります♪
Paraviの無料お試しはいつ加入しても「その日から2週間無料」で試せますので、例えば月末に加入したからと言って無料お試し期間で損することはありません。
無料期間が終わった翌日から有料サービスとなりますので、利用してみて「やっぱりやめよう」となった場合は、加入日から2週間以内に解約手続きしましたら、料金は発生しません。
ほかにも
Ⅰ.初回登録無料期間が2週間Ⅱ.国内ドラマのラインナップがものすごく充実している(国内最大級)
Ⅲ.Paravi(パラビ)オリジナル作品がたくさんある
Ⅳ.月額1,017円(税込)で毎月300円分の有料レンタル用チケットがもらえる(iTunes Store決済でParaviベーシックプランに契約した場合の月額利用料金は1,050円(税込))
と、なかなか使い勝手のいい動画配信サービス《Paravi》です。見放題作品がいっぱいあって、動画を検索するだけでかなり楽しいです♪
ぜひ一度無料体験で使い勝手などお試ししてみてくださいね♪
まとめ
今回はドラマ【死役所】6話について記事にしました。
なんどでも、なんどでもまた観たくなる6話でした。重岡大毅くん、中島歩さん、ありがとうございました。